先日のインテリアライフスタイルショーの広い会場を歩き回ったところ、ふと心動いたのがこれ。 小さい頃、おばあちゃんの家からよく行った床屋さんで、顔にあわあわを塗ってくれる感触、温度、 泡立てる時の音、床屋さんの作法、気持ち良さ。 忘れていた感覚がよみがえってくる。 フォルムといい、材質といい、毛先といい、形に記憶が染み付いているよう。 とんでもなく懐かしい気分だった。心に染みるデザインとはこういうものだろう。 ただ懐かしいというだけでなく、五感を使って体験したものというのは、脳のすごく奥深くに 全ての感覚がセットで記憶されているような気がする。 そんなプロダクトというのは、特定の世代の人々にとって、とても大切なものになりうるのではないか。 そう考えると逆に、全ての人々に共感される、感動してもらえるというのはありえないかもしれない。 こんなものづくりをしたいものだ。
by tsuru-turu
| 2009-06-08 01:07
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