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REX工業見学!東大阪への旅
REX工業見学!東大阪への旅_b0054720_21402820.jpg昨日、東大阪にあるレッキス工業という、パイプカッターなど工作機械を作っているメーカーさんに、会社見学をさせていただいた.教授を筆頭に10名くらいで押しかけました.左は、これぞ大阪!っていう昔ながらの商店街.東大阪はこんな所.「人工衛星飛ばしたろうや」っていう熱い気迫を感じる街です.


REX工業見学!東大阪への旅_b0054720_21402846.jpg会社に到着して驚いた.会長さん直々に挨拶していただいて、大歓迎していただきました.
レッキス工業さんは本来、デザインとは縁がなかった製品に「使いやすさ、安全性を基底にしたデザイン造形」をCI にされていて、大成功されている企業です.プロダクトデザイナーは2名.出す製品をあえて絞っているため、2名で十分事足りるという.

僕なんかの素人考えでは、デザインを重視しているなら、OXOみたいな刃物とか、持てる技術を存分に使って製品展開し、そうすることで今まで工事現場だけだったのが一般家庭にまで普及、REXブランドの確立.となるんじゃないのかなぁと思っていました.
でも実際はそうではなく、あえて製品を絞っているらしい.普通の工具や刃物に手を出すと中国やらに類似品でやられてまう.その分野の他のメーカーに負けてしまう.

正直、感じたのはやはり企業、特に中小企業っていうのはテリトリーってのがあってなかなか簡単には動けないんだなぁってこと.しかしその反面、社員数が少なく、社長から社員まで一貫して意思疎通ができているという、とても強力なつよみを持ってます.
REXさんは、製品を絞って、その中で会社単位でデザインを重視してコツコツやってきたから今の大成功があるようです.その成果は左のグッドデザイン賞に永久保存されている製品からも伺えます.

感想:
会長さんも社員さんも、大阪人!っていう温かみと熱さを持っている方々.
とてもフルーツフルな一日を送ることができ、こんなに楽しい社会見学はしたことが無かったです.ありがとうございました!

by tsuru-turu | 2004-12-01 21:40 | think


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