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感性工学会:最後の締め
学部時代最後の締めとして24日,信州大学で開催された感性工学会にて卒業論文を発表してきました.23の夜に夜行バスででて,24の夜に夜行で帰り,25日にそのまま卒業式という強行日程なわけですが,なにせ体調が悪くて・・・熱38度近くありました.
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それでもさすがに(というか何故か)壇上に立つと自信と度胸がわいてきて,初めての学会発表にしては堂々とプレゼンできたと思います.
大手電気メーカーの方にも興味をいだいていただけたみたいで,発表してとても有意義だと思えました.
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Q>被験者は今回6名となってますが,何人くらいとればいいものなのか?(龍谷大学の方)
A>多ければ多いほうがいいと思いますが今回はおまけ的手法の提案ですので,事例分析結果の妥当性自体は重要視しておりません.(分析に必要な最低の人数を算出する分析というのがあるらしい)

Q>企画者とデザイナについて考えられているが,ユーザはどこにいるのか?(大阪産業大学の先生)
A>今回提案した研究結果によりユーザの造形嗜好を探り,それを企画に活かすことができます.
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他,終わったあとにもご質問いただき,大変有意義で,満足のいくものでした.
研究にご協力いただいた皆様,関心を持っていただいた皆様,本当にありがとうございました.

しかし卒業論文を学会で発表でき,しっかりと最後を締めることができ,気持ちよく終われました☆



しかし,ものすごく不安なこともありました.
某企業のデザイナの方にお聞きしたのですが,その会社ではほとんどのデザイナは40を過ぎると工場など色々なところに飛ばされてしまうらしい・・・先生もそう言っておられました.

デザイナってなるのは至難の技で,数%の可能性を競うのに,そんな重要視されないのかと,悲しみと不安で一杯になりました.

専門を2つは持って,”それしかできない”というようにならないよう,死ぬ気で勉強しないといけないように思いました.大切なのは会社に入ってからの自己アピールなんだろうけど・・・
by tsuru-turu | 2005-03-25 17:51 | think


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