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エクスペリエンスデザイン
ユーザーエクスペリエンスデザイン.
今うちの研究室でマクロエルゴノミクスに次ぐ流行語です.僕の理解では、ユーザーの体験をデザインする.そのままですね笑.今まではモノ1つ1つをデザイナーがデザインし、最後に組み合わせてシステムを完成させていたわけです.例えば、駅の建築設計は建築家が、駅のエスカレータはある電機メーカー、改札機はまた別のメーカー、それらを組み合わせて”駅”というシステムが完成するわけです.だからユーザはバラバラのコンセプトを持ったモノを通っていくわけで、そのひずみから問題が発生するのかもしれない (以前、京都駅を調査した際、感じました).

エクスペリエンスデザインは、デザイン対象をもっと巨視的に見て、ユーザーの快適な体験をデザインしましょうってことだと理解してます.それぞれのメーカー、開発者が協調して、コンセプトを統一するだけでもずいぶん違うかもしれません.これはもっと個人的に実践できることで、ちょっと視野を広げるだけでいいというステキな考え方だと思います.

実際、既に誰でも気づかない内に実践しているかもしれません.誰かの特別な日のために、ステキなレストランを探して予約したり、プレゼントを買ってプレゼント用に梱包してもらったり・・相手の人はステキな一日を送れるという体験ができるわけです.
下は、IBMが展開する、パッケージから製品、使用まで考慮した、プレゼントを開ける時のわくわく感を体験できるエクスペリエンスデザイン.
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by tsuru-turu | 2004-10-31 19:18 | think


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